2007年09月02日

ヘイフリ坂

heifurisaka.jpg大音寺と皓台寺、長照寺と延命寺の間の、いずれも風頭山頂へと続く坂道。

寛永15年(1638)、当時諏訪神社は現在の諏訪町(寺町周辺)にあったが、その諏訪神社の大鳥居(現在の二の鳥居)を造るため石材を風頭山から切り出し運んだ。

途中、あまりに石が大きくて人々が思いあぐねていると、一人の宰領が突然石の上に乗り御幣を振って励まし、何とか石材を麓へ下ろす事ができた。この坂の名前の由来は、そのときの光景からきている、つまり「幣振り坂」。違う意味に考えた人も多いのでは?

ちなみに筑後町、東本願寺横の坂も同じ意味でヘイフリ坂と呼ばれている。

・アクセス:賑橋電停から徒歩約10分。親和銀行前バス停から徒歩10分。
・路面電車/長崎駅前電停から正覚寺下行きに乗車し、築町電停でのりつぎ券をもらい下車。蛍茶屋行きにのりつぎ、賑橋電停まで約10分。
・長崎 県営バス/長崎駅前東口バス停から中央橋方面(親和銀行前経由)行きに乗車し、親和銀行前バス停まで約7分。
・車/長崎駅前から約10分。

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龍馬通り

ryomadoori.jpg寺町通りの深崇寺と禅林寺の間から龍馬ゆかりの地・亀山社中跡を経て、風頭公園へ至る石段まじりの坂道。

坂本龍馬をはじめとした亀山社中の同志達が、どこへ行くにもこの通りを上り下りしていたというこの道筋は、現在「龍馬通り」と呼ばれ地域の人に親しまれている。

「長崎歴史探訪路」として整備されてからは特に観光客が上り下りする光景も目につくようになった。

この古くて新しい散策路には所々に休み石が置かれ、風景や花木をゆっくりと眺められるよう配慮されている。

・アクセス:(深崇寺と禅林寺の入口まで)新大工町電停(バス停)から徒歩約7分。
・路面電車/長崎駅前電停から蛍茶屋行きに乗車し、新大工町電停まで約10分。
・県営バス/長崎駅前東口バス停から網場・矢上・江の浦方面行きに乗車し、新大工町バス停まで約14分。
・車/長崎駅前から約10分。
・長崎バス/長崎駅前東口バス停から風頭山行きに乗車し、終点・風頭山バス停まで約30分。
・住所:長崎市寺町〜長崎市風頭町

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眼鏡橋(中島川石橋群)

meganebashi.jpg長崎開港(1570)から出島が置かれた鎖国時代、貿易のための水運利用によって町の中心となっていった中島川。寛永11年(1634)架設の眼鏡橋以降、17世紀末までに中島川と直交する道路筋のほとんどには石橋が架けられたが、これは一説に寺町の寺院への参道といわれている。

架けられた橋の数は最多時、17〜18基。この石橋が連続する風景は、周囲の山々とあいまって、とても風光明媚だったといわれている。

しかし、幾度となく崩流滅失。その際も石橋によって再架されてきたが、昭和57年(1982)7月23日の長崎大水害でその多くを失った。

そのうち眼鏡橋、桃渓橋(ももたにばし)、袋橋の3橋は往時の石橋の姿をとどめた形で復旧、ほかにコンクリート橋に改められた橋、“昭和の石橋”として構造を変えた橋など、現在は架設当時の石橋とは違う新たな魅力で市民に親しまれている。

・アクセス:(眼鏡橋方面)公会堂前電停から徒歩約5分。親和銀行前バス停から徒歩約5分。
・路面電車/長崎駅前電停から蛍茶屋行きに乗車し、公会堂前電停まで約5分。
・長崎・県営バス/長崎駅前東口バス停から中央橋方面(市役所経由)行きに乗車し、親和銀行前バス停まで約7分。
・車/長崎駅前から約10分。
・住所:長崎市魚の町
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興福寺

koufukuji.jpg日本初の黄檗宗の唐寺である興福寺は、中国・明の商人が長崎と行き来をはじめた頃に渡来した中国人が元和6年(1620)、航海安全を祈願してこの地に小庵を建てたことが起源となっている。

そして、当時は幕府のキリスト教禁令が激しく長崎在住の中国人にもキリシタンの疑いがかかったため、興福寺を筆頭に仏教徒であることを証明するために次々に唐寺が建てられていった。

日本最古の石橋である眼鏡橋を架設したのは、興福寺の第2代默子如定(もくすにょじょう)禅師。また、中国の高僧である隠元禅師が入山した寺としても有名だ。

境内には国指定重要文化財の大雄宝殿ほか数々の文化財が立ち並ぶが、興福寺寺域自体が県指定史跡に指定されている。

・拝観料:一般200円 中・高生150円 小人100円
・休館日:無休
・拝観時間:8:00〜17:00
・駐車場:5台
・アクセス:公会堂前電停(バス停)から徒歩約5分。
・路面電車/長崎駅前電停から蛍茶屋行きに乗車し、公会堂前電停まで約5分。
・県営バス/長崎駅前東口バス停から循環線または浜平・立山方面、網場・矢上・江の浦方面行きに乗車し、公会堂前バス停まで約10分。
・車/長崎駅前から約10分。
・住所:長崎市寺町4-32
・電話番号:095-822-1076
・URL:東明山 興福寺

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崇福寺

soufukuji.jpg日本最古の興福寺に遅れること9年、寛永6年(1629)に長崎在住の中国福建省の人達によって建てられた。そのため古くは福州寺とも呼ばれていた。

一つの寺でこれだけの文化財を擁するのは京都や奈良を除けば西日本随一という崇福寺。全部で21もの文化財がある。なかでも長崎にある3つの国宝のうち、2つ(大雄宝殿(だいゆうほうでん/本堂)、第一峰門)がこの崇福寺にあることにも注目したい(もうひとつは大浦天主堂)。

また、通常寺の門は“山門”というが、崇福寺は3つの門扉があるため三門といい、さらに二階建ての楼門でもある。竜宮城に似ていることから竜宮門とも呼ばれるこの三門に掲げられた扁額の「聖寿山」の文字は隠元禅師の筆。

・拝観料:一般300円 中・高生200円 小人100円
・休館日:無休
・拝観時間:8:00〜17:00
・駐車場:10台
・アクセス:正覚寺下電停から徒歩約3分。崇福寺入口バス停から徒歩3分。
・路面電車/長崎駅前電停から正覚寺下行きに乗車し、終点・正覚寺下電停まで約12分。
・長崎バス/長崎駅前東口バス停から早坂・風頭方面行き、または長崎駅前南口バス停から田上・茂木方面行きに乗車し、崇福寺入口バス停まで約10分。
・車/長崎駅前から約10分。
・住所:長崎市鍛冶屋町7-5
・電話番号:095-823-2645

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